伊坂幸太郎原作のこの作品、今月DVD発売を知りつつも先週撮影出張先の山口で、まだ劇場公開していたので観てきました。 上出来の作品でした。 映画を観た後で、原作を読んでみましたが、う〜ん、映画の方がいい感じでした。

描かれている一つの家族。 長男の泉水(イズミ)[加瀬亮]とその弟・春(ハル)[岡田将生]、そして父[小日向文世]と今は亡き母[鈴木京香]の4人。
ごく普通の家族というわけではない。しかしその絆は、うらやましいほどに強く、真実味があります。
血の繋がりとは? 正義とは? ミステリーとしてのスリリングな展開の中に力強い人間ドラマが描かれています。
小日向文世が演ずる一見頼りなさそうな父親の内に秘めた妻へのそして息子たちへの愛情の強さと優しさが、「俺たちは最強の家族だ!」と言い放つセリフに説得力を与え、作品のテーマをより際立たせてくれます。
重く暗くなりがちな家族の秘密と、渡部篤郎扮する嫌な男の関係が明らかになっていく絶妙のバランス感覚を堪能し、まさに“重力から解き放たれた”ような後味の良さに身をゆだねてください。



考えさせられる内容にも関わらず、
くすっと笑えるところもあって全体的に良かったです。
マニアックかもしれないですが、
泉水が放火の知らせを春から聞いたときに、
咄嗟に出た「どこ!?」という台詞と演技がすきです〜